304号室【短編】
「来て・・・くれないの?どうして・・・・・・食べ物捨てちゃうよ・・・せっかくせっかく」
少女の顔はみるみる泣き顔へと変わった。
「あ・・・わかったわかったから、泣かないで?」
雪凜はさっきまで泣き顔だったのがパァと笑顔に変わった。
「ほんとに!!ねぇ、ほんとに?!」
「うんっ!!三階の何号室に行ったらいい??」
「304号室だよ!!じゃあ、雪凜準備手伝ってくるね!!19:00に来てねぇーー!!お姉ちゃん、バイバァーイ♪」
雪凜を大きく手を振って階段を上がって行った。
「うん!又、あとでね☆」
クス、クス、クス―・・・
「ん?何か聞こえたよぉーな・・・・・・空耳かな?」
バカな奴・・・・・・クス、クス、クス―・・・
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