嫌いなアイツと同棲生活!?


でも当時のアタシは馬鹿だったから泣けば戻って来てくれると思っていた。



だってー・・・




アタシが悲しい事があって泣いてると、いつもアッ君が慰めに来てくれていたから。




「そぅ、思いだした??」




アタシの顔を覗き込む山下さんの顔に当時のアッ君の顔が重なる。




そんな自信ありげにこっち、見ないでよ。こっちは未だに信じきれてないのに・・・




「じゃあ、証明して見せてよ!第一問、アタシがアッ君って呼んでいた理由を"~だから。"の形で終わるように10字以内で答えよ!!」





指を一本だけ立てて、山下さんにつきだす。
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