君の音
「やっぱ サイズ
大きかったな?」
彼女はコクンと頷いた
「さぁ!始めよう!」
彼女は席に着くとサラサラと紙に何か書き始めた
(あらためて、自己紹介。
斎藤ミズキです
よろしくお願いします。)
「俺はもう自己紹介してるから、トオルお前もちゃんとしろ」
「あぁ!」
「竹内トオル」
(この紙は、タツヤさんが?)
タツヤが微笑んで頷くと
彼女もニッコリと笑って
(ありがとう。)
と、お辞儀した。