君の音
第二章
その姿に想うこと
「トオル!来たぞ!」
「ん?…ククク!作業着だ!あの格好で歩いてきたのかね〜」
「んー…ミズキちゃんは自分が可愛いって、ちゃんと分かってんのかな?」
「そこも彼女のイイ所?なんだよ!可愛いのに飾らないってな」
「はい、はい。」
「なんだよ!」
「「ギャー!ギャー!」」
(…………)
「はっ!おはよう!」
(おはよう。)
「ミズキちゃん
今日 から よろしく」
(こちらこそ、よろしく)
「じゃぁ、トオル!
ミズキちゃん案内してやれ」
「おう!
じゃぁ ミズキちゃん
こっちだよ」