君の音




「あれ?トオル?
ミズキちゃんと一緒に食わねーのかよ?」




「あー…うん。」



「なんだよ?」



「いや、さっきの彼女見たらさすがになぁ」



「…?」



「近づけないオーラってやつかな?

壁に何かを語りかけてる?
んー?語るのを待ってる?
そんな感じ…」





「なるほど
そりゃ、仕方ないな…
一緒に食ってやろうか?
可哀想なトオルくん」





「キモいよ!?」






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