GAME of goddess

ルール

『ここはどこだ?つか俺生きてるじゃん!』

嬉しくなってベッドから飛び上がった。生きてる事が素晴らしく思えた。

が、ベッドから少し離れたとこにある姿見の前に立った瞬間、その喜びは絶望に変わった。

『なんだよこの顔…』

そこには見馴れた俺の顔はなく、あるのは目がパッチリしていて、アゴ髭と口髭を生やした、ボウズで金髪の少しハーフっぽい感じの見たこともないない顔だけだった…

『誰だよこれ!つかあれは夢じゃなかったのかよ!?』

『当たり前じゃない。やっぱりあんた馬鹿ね。』

振り返るとリナが腰に手を当て呆れ顔で立っていた。
『げっ、出た!』
俺は顔をしかめて言った。
『人をお化けみたいに言わないでよ!!まっ、とりあえず、このゲームのルールを説明するわ』

それからリナは、約30分くらい長々とこのゲームの説明を始めた。
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