図書物語

朝の時間









秋ともなると、朝は冷え込んでいて寒いものだ。



それゆえに、少しでも長い時間毛布にくるまって、ふわふわと幸せなあたたかさを感じていたいと思う。




そんなわけで、いつもは目覚まし時計のアラームが鳴ってもおかまいなしで、2度寝どころか3度寝をきめこんでいる。




だけど、今日は少しちがう。




目覚まし時計のアラームが鳴る前に、ぱちりと目が覚めた。





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