図書物語





1番この中でもマシなのは読書感想文か。





私は椅子から立ち上がり、感想文を書く題材にする本探しをすることにした。






しん、と静まった館内をゆくっりと歩いて本を探す。






私は勉強は嫌いだが、本を読むのは好きだ。






ベタな理由になってしまうが、本は私をこことは違う世界に連れて行ってくれる。





この世界ではまだ経験したことのないような楽しさ、切なさ、幸せ、悲しさを知るのは、すごく素敵なことだ。






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