ぼくのきもち

下に降りて食パンにマーガリンを塗って食べる。

一人でご飯を食べるのはもう慣れた。



あーパンうめー。



プルルルルルル


突然家の電話が鳴った。
出る。


「はい、柳沢です。」



「あっ、柳沢さんですか?」


女の声。
私の学校の担任。

「あっ…」

いつもみたいに
すぐ電話を切ろうとするが……


「まって柳沢さん!
今日はちょっと言いたい事が……」


「…………………。

切ろうとするが
手が切ってくれない。


私もこれからの事を決めようとしているからちょうどいい。
話を聞いてみよう。


「……何ですか?」
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