えんげーじリング

「この先生てゆーやつ、男?」

「うん、そうだけど…」

「なんでこんなに着歴あんの?」

「相談に乗ってもらってんの。」

「ふつう相談なら学校だろ。」

「だーかーらー」

バシィッ



……え?今頬たたかれた…?

ドカッ

バシッ

「痛い!圭哉やめてぇッ!!」


「あ…ごめん…痛かった?

ほんとごめん。」

あたしの涙は止まることを

しらずに流れ続けた。
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