えんげーじリング
キーンコーン…
お昼のチャイムが
なり響く。
「愛華たん♪
ターベヨっ!」
ゆきがあたしの机に
やってくる。
「愛華…また、あざ増えた?
この前より、頬…
ひどくなってる」
「美香…」
「圭哉くんでしょ?
別れた方がいいよっ!
このままだったら、
どうなるかわかんないよ?!」
「あたし…
別れたいけど
怖い…
圭哉に殴られるっ…
怖い…」
「愛華…
あたしたちがいるから!
いろんな方法考えるから…
1人でかかえこまないで?」
「うん…ありがとう、
美香、ゆき」