えんげーじリング




バタン




数学教官室へ連れ

こまれ、


先生にブレザーや

ニットを脱がされていく。

なにがなんだかわからない


あたし。


ブラウスをまくった先生は

「何、このあざ。」

「そ…それはっ…」

「彼氏?」

…コクン。

床を見ていた目が

涙でにじんでくる。

「なんで早くゆわないの?」

「だって…」

「原因は、多分俺だよね」

ははっと苦笑いする先生。

「違うのっ!

先生だけのせいじゃない」


ギュっ…


「…先生?」

「痛いよね。ごめんな

もっと早く助けてあげれたのに

でも…もう助けるから」 

「ずっと…先生に

助けて欲しかった…

でも、迷惑かけたくないから」

「迷惑?…だから、

お前の泣いてるの見る方が

つらいってゆったじゃん」

「先生…」





こうやって、

先生にギュってされるの

2回目だね…

こうされたら落ちつくんだ。
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