えんげーじリング
「ついた。気を付けておりろよ。」
「あれ、先生の家どこ?」
「ここ全部。」
…んーと、はい?
見渡すと、ここは和風建築な
感じの家がたくさんならんだ
住宅街みたいなところだった。
「寝泊まりしてるのはここだけど」
と3番目くらいの大きさの家を
指さす。
ガラガラっ
!?
一番大きな蔵屋敷から
でてきたのは、先生の
お父さん、お母さんと
見られる人がでてきた。
「おぉ、恭平。
次は中学生に手を出したか」
「親じ、いちお高校生。
しかもただの生徒だし。」
あたしは緊張して何も
いえなかった。だって、
先生とお父さん、そっくり
なんだもん。