えんげーじリング





「ついた。気を付けておりろよ。」

「あれ、先生の家どこ?」

「ここ全部。」

…んーと、はい?

見渡すと、ここは和風建築な

感じの家がたくさんならんだ

住宅街みたいなところだった。

「寝泊まりしてるのはここだけど」
と3番目くらいの大きさの家を

指さす。


ガラガラっ


!?



一番大きな蔵屋敷から

でてきたのは、先生の

お父さん、お母さんと

見られる人がでてきた。



「おぉ、恭平。

次は中学生に手を出したか」

「親じ、いちお高校生。

しかもただの生徒だし。」


あたしは緊張して何も

いえなかった。だって、

先生とお父さん、そっくり

なんだもん。
< 28 / 35 >

この作品をシェア

pagetop