えんげーじリング
笑うと、先生そっくり。
髪の毛の生え方もにてる。笑
「なに笑ってんだよ」怒
笑ってたの、ばれちゃった。
「今日からここが家な。」
そんなに大きくない蔵屋敷を
指さす。
お父さんお母さんと
別れて家に入った。
家の中はリビングと
トイレ、キッチンと
もう一つ広めな部屋がある。
「さ、彼氏に電話しろ。」
「ぅ…うん」
プルルル…
「もしもし」
「あ、圭哉?」
「うん、何?」
「あのね…別れて」
「は…?意味わかんねーし。
今どこ?家だろ、いえ行」
ブチっ!
切っちゃった…
怖かった…
「よしよし、よく言えた。
もうここにいたら安全だから」
「うん、ありがとう先生っ」
圭哉と別れて
ホッとしたような
安心感に駆られた。