サイトから始まる恋
いつものように、
ホテルを出たあたしは家に
帰るなりノートパソコンを
取り出しネットを開いた。
その時、
ピンポーン…
「はい」
「羽絵だよ~ん」
耳に響く羽恵の声がした。
「何??今日も
またレースのパンツ
売りに来たの?」
「ランジェリーと言いなさい!違うよぉっ、今日はね最近沢山の男と、おねんねしてる梓音ちゃんにいいサイトの紹介にまいりました!」
「…へぇ」
「しかもねっイケメン
揃いなんだよ~
好みの相手リクエストできんの!」
そう言いながら
羽恵は勝手にそのサイトを開いた。