こたつ彼女



結構買ったなあ。


そう思いながらスーパーを後にする。

買い物袋に目を向けるとアイス、みかん、スナック菓子など真菜の好きなものが所せましとあり、

ネギがすまなさそうに長細く隅にはいっていた。



マンションの手前までくると誰かがたっている。


しかも泣いている。

段々近づくにつれ俺の足も早くなっていった。



「真菜っ!!!!!!!!」



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