恋〜ウンメイ〜








……は?

ってか何で?


「だてに妹やってないよ。お兄ちゃん見てたらわかるし、なかなか言えないんだなって思ってわざと2人っきりにしてあげたんだから!」


えっ!

何?これは全部由佳が?

俺のためにやってくれたのか?


「なんでそんなことを…。」


「気持ちは伝えたほうがいいと思って!」


ほんとこいつは。

「…サンキュー。」


「どういたしまして。お兄ちゃんもいい恋しなよ!」


そう言って由佳は部屋に戻った。



由佳の奴いつの間にか大人になづてたんだな。


由佳のおかげで伝えられた。

我ながら最高の妹だと思う。


大地に幸せにしてもらえよ。

じゃなき俺が許さねぇ!


…ってなんか大地のが移った。

俺も意外とシスコンなのかも。








< 202 / 207 >

この作品をシェア

pagetop