恋〜ウンメイ〜









「……まっまぢかよ!うっ嘘だろ?」

予想通りの反応だった。


「嘘じゃねぇー、ほんとなんだ!」


「しかも未歩知らねぇのかよ!」


「あー、誰も話してないだろうな」


「じっじゃぁお前どうすんの?」


「だからアイツに告うことできねぇーんだよ!」


「そっちもあるけど、やっぱいつかは真実言わなきゃいけねぇだろ?」


瞬の言うとおりだ。

いつかは言わなきゃいけない。

避けて通れない道なんだ。



「まぁともかく親友の気持ちはちゃんと応援してやりたい!それが悲しい現実であっても…。だからいつでも相談のるからな!」


ほんとこいつが親友でよかった。

そういないだろう。

こんな現実を受けとめてくれる奴なんて。


「瞬…お前最高!」








< 41 / 207 >

この作品をシェア

pagetop