恋〜ウンメイ〜
いつの間にか昼休みになっていた。
まだ1年は騒がしい。
ってか腹減ったし。
「悠、昼飯食べようぜ!」
俺はあれからずっと寝ている悠を起こした。
「ん〜!あっやっと昼休みかぁ〜!腹が減るわけやな。」
俺はいつも母さんが作ってくれる愛情弁当を取り出した。
「ん!?大地!今日のママさんの愛情弁当の包みはさらに愛情がこもってるな。」
えっ!?
よく見たらピンクの包みがされている。しかも小さい。
……未歩のじゃんかよ!
「ちょっと未歩んとこ行ってくるわ!」
「やっぱそれ未歩ちゃんのか!俺も行く〜!」
「いや!お前来たら大変だから来んな!」
こいつは1年の中でめっちゃ人気だから行ったら騒動になること間違いなし。
「お前が行っても大変だろうが!」
「うるせー!すぐ帰るから待っとけ!」
「しょーがねぇな!いってらっはい!」