ふぁんたじー料理修理所っ!
「ああまさに女神!
紙よ!わたしはあなたを初めて感謝しました!
素晴らしき生き霊を使わしてくださり真にありがとうございますっ」
「……リザちゃん、生き霊って」
囁くようなそのお言葉に、頭をがすっと床につけるリザ。
反応はまさに光をいきなり浴びたゴキブリが飛び立つ時のように、活きがいい。
「はわわっ!聖霊でしたっ!国語不自由ですみません」
「まあ、気にしてないけどね――で、作品持って来たのでしょ?私に見せて?」
「はは!
ご覧くださいませっ!」
そういうと、リザはいつの間にかカウンターに置いてた白い皿を掲げるようにして、シェリーさんに見せた。