笑顔 -電車での出逢い-

俺は不機嫌な顔で靴を履き替えた…

俺が靴を履き替えたのを確認した信吾とマコトは

「行くぞ!」

そう一言だけ言って靴箱から出て行く…

俺はそんな信吾とマコトの後ろを

ムスッとした顔で歩いてついていく…

こうなったら好きなもん思いっきり飲み食いして

信吾の財布を軽くしてやる!!

俺はそんな決心をして

クリスマスの今日

信吾に誘われた合コンに参加することを決意した…

突然俺の制服のズボンのポケットから振動がする

携帯だな…

もしかして涼子か!?
だったらマズいよな…

俺…涼子と電話してたら切れねぇもん…
ずっと話し込んじまうし…

そう思いながらも

ポケットから携帯を取り出した…

開いてみるとメールが着たみたいだった…

誰からだ?

携帯のロックを解いて

受信ボックスを開く…

涼子からではなかった…

涼子はちゃんと受信ボックスに

涼子専用のファイルを作ってるから

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