空色 ~END OF AI~
祭り
祭り当日――



『おはよ~(≧▽≦)』

拓馬にメールを送る。


その時、あたしには家に借金があるなんて事は忘れていた。



目の前の幸せしか見えてなかったんだ。



『おはよ(≧ε≦)
今日何時にする~?』


『う~んじゃあ夕方にしよ~?(*´∇`*)』


『わかった~!
じゃあ4時くらいに町の市役所の前ね(^O^)/』




こうしてあたし達は集合時間を決めて、ただ夕方がくるのを待った。


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