空色 ~END OF AI~
「本当にごめんって~!
今日なんかおごるからさ~」


「えっ本当に~!?
じゃあリンゴ飴!」


「はいはい~」




そんな感じであたし達は祭りのある所まで走っていった。




そこにつくと、もうすでに出店がたくさん並んでいて、人もそれなりにたくさんいた。




あたし達はとりあえず近くにある市役所に自転車を止めて、歩いて移動することにした。




「やべ~チョコバナナだ!
買っていい!?」


「いいよ~」




拓馬は甘いものに目がないらしい。



「1つ下さ~い」


「は~い、じゃあジャンケンね~?」


「え?ジャンケン?」


「ジャンケンで勝ったらもう一本、負けても一本だよ~」


「マジか!
藍~ジャンケンしなよ~」


「えっあたし!?」


「それじゃいくよ~
ジャ~ンケ~ン」


「わわっ!」


ポン!




勝ったのはあたしだった。



「やった~!」


「すげ~藍!」



こうして、チョコバナナ争奪戦は、我々が勝利したのであった。 笑笑
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