空色 ~END OF AI~
「藍~!!」




後ろから声が聞こえた。


「藍、やっぱりきてたんだ~!」


「あっ、ゆりじゃん!」

あたしを読んだのはゆりだった。





「よっ! 拓馬」


「やっぱ早川も一緒かよ~」


「やっぱって言うなよ!」




早川くんとデート中だったみたい。



「一緒にまわんない?」

早川が聞いてきた。




「ば~か 二人のデートを邪魔しないの!」


言うと同時にゆりは早川くんの頭をひっぱたいた。



「あはははは!」



あたしと拓馬はその夫婦漫才を見て笑っていた。



結局、その後二人はどっか行っちゃったんだけどね。




「あっ! そういえばリンゴ飴!」


「やべっ」



ふとあたしはリンゴ飴をおごってもらう約束を思い出した。



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