Magical Moonlight
「おまえの事、…ルナって呼んでいいか?」
え?
「おまえがいなかったら、俺は、未だにアンタレスのままで、満月の光に怯えていたかもしれない。俺はここから去るけど、…ルナの事は、これからも、大切にしたいんだ。どこにいても、つながっていたい」
「杉峰君…」
杉峰君は、私をそっと抱き寄せた。
「ルナ…どんなに距離が離れていても、俺たちはずっと一緒だからな…」
彼は、私の耳元で、そう囁いた。
ふと、彼の左手首を見ると、そこにあった星型のアザは、もう消えていた ―
え?
「おまえがいなかったら、俺は、未だにアンタレスのままで、満月の光に怯えていたかもしれない。俺はここから去るけど、…ルナの事は、これからも、大切にしたいんだ。どこにいても、つながっていたい」
「杉峰君…」
杉峰君は、私をそっと抱き寄せた。
「ルナ…どんなに距離が離れていても、俺たちはずっと一緒だからな…」
彼は、私の耳元で、そう囁いた。
ふと、彼の左手首を見ると、そこにあった星型のアザは、もう消えていた ―