薔薇乙女〜Rozen Maiden〜
「そう、契約。私が力を使える様になる為の契約。もししてくれないのなら、この場で貴方を殺してしまっても良いわね。契約してくれるなら指に嵌めて薔薇に口付けして頂戴」
ある意味、人生最大の修羅場に立たされている様に思う。
……‥契約をするか、しないか。
荊が持つ指輪を取り、右手薬指に嵌めた。そして指輪に付いている薔薇へ唇を寄せる。口付けをした瞬間指輪からまぶしい光が体を覆う。荊にも同様の光が一瞬見えた。光が消えると荊の胸にある薔薇のコサージュから小さな光が出てきた。
「契約成立ね。これでミカエルを思う存分に使えるわ。そういえば、貴方の名前は?」
「私は、羅雪。御堂 羅雪(ミドウ ラセツ)よ」
ある意味、人生最大の修羅場に立たされている様に思う。
……‥契約をするか、しないか。
荊が持つ指輪を取り、右手薬指に嵌めた。そして指輪に付いている薔薇へ唇を寄せる。口付けをした瞬間指輪からまぶしい光が体を覆う。荊にも同様の光が一瞬見えた。光が消えると荊の胸にある薔薇のコサージュから小さな光が出てきた。
「契約成立ね。これでミカエルを思う存分に使えるわ。そういえば、貴方の名前は?」
「私は、羅雪。御堂 羅雪(ミドウ ラセツ)よ」