薔薇乙女〜Rozen Maiden〜
「羅雪…良い名前ね。これから宜しくお願いするわ、Master」

「こ、こちこそ」

差し出された手を優しく握り握手を交わす。チカチカと光を発しながらミカエルはその周りを回る。

大変な事に巻き込まれたと言う事にも知らずに。


遠巻きに見ていた二人が口元に弧を描き光景を見ている。

「「荊、みぃーつけた」」

何故か嬉し気に言う彼女達の周りを小さな光が二つ回っていた。
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