金色のクリスマス~シャンパンとジンジャーエール~
『ゆーちゃん!』
家につくと叫んだ。
いや、叫ぶ必要はないんだけどな。
でも、呼びたかったんだよ。
ゆーちゃんを。
『ちーくん・・。早かったね。』
笑顔で迎えてくれたゆーちゃん。
『ゆーちゃん・・ごめん!でもあれは本当に誤解なんだよ!』
『うん、わかってるよ。ちーくんがそんなことするわけないもん。でも、なんか妬いちゃって・・。』
玄関で土下座すると上からゆーちゃんに抱きしめられた。
『そこは痛いし冷たいから、中は入ろ。』