金色のクリスマス~シャンパンとジンジャーエール~
『大丈夫?熱でもあるの?』
コーヒーを机に置いて俺の額へと手を運ぶゆーちゃん。
『大丈夫だよ、ちょっと考えごとしてただけ?』
俺はそういって優しくゆーちゃんの手を額から離した。
『そう?千早はすぐ無理するからねー。』
『んなことねえよ。』
ゆーちゃんは普段俺のことをちーくんて呼ぶのにたまに千早って呼んだりする。
千早って言われるとなんだか照れる・・。
それは・・俺が子供だからか?
年上の彼女を持つとすぐ歳の差を気にしてしまう。