初恋…みたい
グイッ!!


出口へ向かっていた足を 誰かが腕を引っ張って止めた。


振り返ると目の前が真っ暗になった。




顔には 制服の感触がある。



「なっ…何………??」



「……しい…」





えっ?海斗の声だ。



「嬉しい!マジで嬉しい!!
俺も 大好きだ!」







海斗に抱きしめられてるの?



どうして?















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