\how to love/
「…淳哉くん?」
「お疲れ!一緒に帰ろ?」
「待っててくれたの?」
「……ん。迷惑?」
「そんなこと、!!
待たせてしまってすいません…」
「俺が好きで待ってたの!」
「………淳哉?」
淳哉くんの声にかぶさって聞こえてきた声。
「あ!平沢先輩!」
「…知り合いですか?」
「ん、中学のときの女バスの先輩!俺、バスケ部だったんだー」
「淳哉、ここだったんだねー」
「先輩こそ!お久しぶりです」
「……じゃ、またねー
早川さんも、また明日ね!がんばろうねー」
それだけ言うと、平沢さんは帰っていった。
「愛、バスケ出るんだ?」