\how to love/
***<後編> 球技大会
淳哉くんの試合を見て、ちょうど1時間くらいのお昼休憩。
「愛、お昼…一緒にどう?」
少し息をきらした、淳哉くんの誘い。
断る理由もなく、
「…こちらこそっ」
「じゃ、お弁当持って、図書室ね」
その言葉を聞いて、急いで教室へ向かった。
教室には、きほちゃんたち(バスケ出場者)がいるだけで他の人はいなかった。
「あ!!愛っ良かったら一緒にお昼、どう?」
「ありがとうございます!!
でも、ちょっと先約が…」
「……そっか♪いってらっしゃい」
「…うんっ」
なんて言葉を返してお弁当を持って教室を出た。