\how to love/
***<後編> 球技大会

淳哉くんの試合を見て、ちょうど1時間くらいのお昼休憩。


「愛、お昼…一緒にどう?」


少し息をきらした、淳哉くんの誘い。

断る理由もなく、


「…こちらこそっ」


「じゃ、お弁当持って、図書室ね」


その言葉を聞いて、急いで教室へ向かった。


教室には、きほちゃんたち(バスケ出場者)がいるだけで他の人はいなかった。


「あ!!愛っ良かったら一緒にお昼、どう?」


「ありがとうございます!!

でも、ちょっと先約が…」


「……そっか♪いってらっしゃい」


「…うんっ」


なんて言葉を返してお弁当を持って教室を出た。


< 79 / 147 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop