\how to love/


「ここなら、いいね」


先ほど出てきた体育館倉庫近く。

体育館倉庫からは死角になっててる場所で繋がれた手は離れた。


「で、愛。

一体何があった?」


怒るわけでもない優しい口調で優しい瞳だった。


「……記憶が曖昧で」


「曖昧?…どうして?」


「頭、打ったみたいで……」
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