今あなたがここにいること
「ゆーめー!!」
あっ篤だぁ。もうちょっと遅刻!!
「もう!篤遅刻だよ〜待ちくたびれたよ!」
「まじで。ごめんな夢・・・」
そうやって篤は私の手を握った。篤の手も本当に冷たかった。
「篤,手すっごくつめたいよ」
「うん。だって急いできたからね。夢に会うために。」
私の顔は赤くなった。
「どっどうしたの?篤?いつもとちがう?」
だっていつもの篤ならそんな甘い言葉言ってくれないじゃん。
やっぱりクリスマスだからかな・・・嬉しいっ
「ぢゃぁ行こうか!!」
歩き出した私の手を篤が握った。