今あなたがここにいること
「篤も忙しいよね・・・」
実は最近篤サッカー部のレギュラーになった。
しかも一年でひとり。
そういえば、部活のクリスマス会あるっていってたな。
きっと、篤だから先輩の頼み断れなかったんだ。
一人で浮かれてた。バカみたい。
「ほんとごめんなぁ。」
「まだ少し時間あるから、あそこのベンチで話そう。せっかくの恋人同士になれての初めてのクリスマスやからなっ」
「えっ─────」
「俺も本当は夢と過ごしたかったんよ。」
私は少し安心した。単純かな。
そして篤が少し微笑んで私に行った、急に、
「もし俺がいなくなったらどうする?」
「大丈夫だよ〜っだ。」
実はかなり驚いた、だって篤が急にそんなこと言うから。そんなわけないじゃん。篤が私のそばからいなくなるなんて。
私は冗談ぽくながした。
「最近携帯小説とかで彼氏が病気にかかるとかあるやん。夢はもし俺がそうなったって大丈夫かな〜って。(笑)」
そゆうことか。少し焦った。まさかね。
「なーにいってんの。そんなの妄想でしょ。でももし篤が病気になったら毎日看病してあげるよ。」