たった一つの想い

『…はい』

久しぶりに聞いたしんちゃんの声
ただそれだけでドキドキした

『あたしだけど…』

『おぅ、もぅ連絡来ないかと想ってた』

『うん、しないつもりだった』

『今…どこ?』

『家だけど』

『迎えに行ってもいいか?』

『だめって言っても来るんでしょ?』



10分で行くと言い残し電話ゎ切れた
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