たった一つの想い

そういえばしんちゃんに連絡するって言ったんだっけ…


迷わず電話をかけた


『しんちゃん、今帰って来たよ』


『おーそうか』


『どーしたの?』


『俺、今日仕事休みだから遊びにいこーって言いたいとこなんだけど…寝てないからなーお互い』


『今まで寝てなかったの?』


『まぁな、樹莉の電話待ってた』

ドキっとした
嬉しかった

『今から会えるよ?』

なんてさらっと言ってしまえた


『今から迎えに行くゎ』


結局数時間前にも一緒だったのにまたその日の内に会う事になった
< 57 / 121 >

この作品をシェア

pagetop