たった一つの想い

もぅ涙ゎ出なかった
冷静で冷めた普段の樹莉に戻っていた

…しんちゃんに会う前の樹莉



一瞬でそれを取り戻せた事に驚きもしたが納得できた



布団に入ったってすぐ眠る事ゎ出来なかった
ただ…


もぅあの腕に抱かれる事ゎ二度とないんだ


もぅあの車の助手席に乗ることゎないんだ


もぅあの家に行く事ゎないんだ




もぅなにもかもおわりなんだって理解した
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