サンタクロースに恋をする
『なんか雰囲気変わったね...明るくなった...って言うか。』


『まぁ...お前に振られて吹っ切れたかな? 』


『ちょ...龍が飽きたって言ったんだよ? 』


『咲...。』


龍が声を低くして言った。

『何があった? 』


『....っ、何でっ。』


『お前の顔を見れば分かる...言え。』


龍が口の端を吊り上げて笑う。

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