サンタクロースに恋をする
『迷惑...掛けれないよ。』


『いまさら...だろ? なんならホテルにでも入るか? 』


『...えっ...りゅ...。』


龍が吹き出して笑う。


『嘘だよ。ほら言えよ? 』

『...ん。』


あたしはロイに会ってない事。


自分の鈍感さ。


龍の気持ちに気づかなかった後悔。


全部話した。
< 110 / 152 >

この作品をシェア

pagetop