サンタクロースに恋をする
『まぁ俺の事は気にするな。自業自得だ 間違ったやり方でお前を縛りつけた。』


『でも。』


『お前なぁ...生きてる内は誰でも傷ついたり傷つけられたりするんじゃねぇか? それともこの先ずっと独りで生きて行くのか? 』

『....。』


『お前が会わない事で、すでに白髪のガキは傷ついてると思うぜ? 』


『あっ...。』


『お前は考え過ぎだ...そしてもう逃げるな。俺みたいに後で後悔したって遅いんだぜ。』


『龍...。』
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