サンタクロースに恋をする
『ところで咲さん。』


『ん?』


『ロイの...ぶっ。』


ナイトが吹き出す。


『格好を見ても...ぶはっ!』


次にノエル。


『笑わないでくださいね? 』


二人同時にお腹を抱えて笑いだしてしまった。


(...格好? サンタクロースの? )


その時。


『咲さぁん...。』


ロイの情けない声が後ろから聞こえて来た。
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