サンタクロースに恋をする
『咲...変わったな。』


『そうかな? 』


『あの頃のお前はいつも不安定で、毎日綱渡りしてるみたいだったぞ。いつでも落ちてやる...って顔してたな。』


『龍が助けてくれたからだよ。』


『それと白髪のガキだな。』


公園が近づいて来た。


『ここでいいよ。』


『一緒に居てやろうか? 』

『大丈夫だよ。』

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