サンタクロースに恋をする
『...でもっ、本当にすいません。』


薄いグリーンの瞳が潤んでる。


『あのっ、本当に大丈夫だからっ...じゃあ一つお願いしてもいい? 』


慌ててそう言うと。


『はいっ。何でも言って下さいっ! 』


ロイが顔を上げて真剣な眼差しであたしを見詰めた。
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