サンタクロースに恋をする
不思議に思ってると二人はいきなり宙返りをして消えたかと思えば。


そこには。


『し...鹿? 』


腰が抜けたようになりその場に座り込んでしまった。

ロイを見ると手のひらで顔を覆っている。


『鹿じゃありません! れっきとしたトナカイです。』

金の鈴が着いている。


『ナイト? 』


『はい。』


『じゃあ...銀の鈴のあなたは。』


震える指先でもう一匹のトナカイを指差しすると。

< 50 / 152 >

この作品をシェア

pagetop