サンタクロースに恋をする
『私はそんな悪食ではありません! 』
ぴしゃりと黒猫が撥ね付け、ロイの側に近づく。
『ロイ様、トナカイ達をしっかり監督して頂かないと困ります。私がとっさに結界を張ったから良いものの...。』
『すみません...。』
『誰かに見られでもしたらどうするんですか? たまたま私が休暇中で、変わった気がありましたので来てみたら...。』
ため息をひとつ。
(今度は猫が喋ってるよ)
黒猫はふいっ、と視線をあたしに向けてもうひとつ盛大にため息をついた。
ぴしゃりと黒猫が撥ね付け、ロイの側に近づく。
『ロイ様、トナカイ達をしっかり監督して頂かないと困ります。私がとっさに結界を張ったから良いものの...。』
『すみません...。』
『誰かに見られでもしたらどうするんですか? たまたま私が休暇中で、変わった気がありましたので来てみたら...。』
ため息をひとつ。
(今度は猫が喋ってるよ)
黒猫はふいっ、と視線をあたしに向けてもうひとつ盛大にため息をついた。