サンタクロースに恋をする
『...なんで? 』


『それは.....っ。』


『ロイ? 』


あたしが問いかけると一瞬困ったような顔になり、ロイがあたしに。


キスをした。


『...んっ...。』


唇を合わせるだけの優しいキス。


抱きしめられる。


ロイの匂い。


お菓子みたいな甘い香りがする。


瞳を閉じると、突然龍の顔が浮かんだ。
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