サンタクロースに恋をする
『何が? 』


龍の瞳。


なんでも見透かされてるみたいで怖い。


『寂しくて仕方ない...って顔だ。誘ってんのはお前だ。』


『...っ...。』


唇を噛んで視線を下に落とす。


『来いよ...俺がその隙間を埋めてやる...。』


『...なんで? 』


『さぁ? 暇潰し? 』


そして、あたしは龍に抱かれる。

< 7 / 152 >

この作品をシェア

pagetop