サンタクロースに恋をする
それから二時間。


ルイさんの指示であたしは髪、メイク、服装...全て変えられ終わりにはくたくたになっていた。


『ルイ様...お嬢様の支度が整いました。』


『ありがとう。素敵よ、咲ちゃん。』


満足そうにルイさんが頷いた。


『私からのプレゼントよ。今日飲みに行く所はあまりカジュアルな服装は好ましくないから。』


『でも...こんな高そうな服...貰えません...。』


『あっ! 早くいかなきゃ!
咲ちゃん早く。』


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