雪愛‐setuna‐
「ねぇっ!!桜っ!!さくら~?」
「なに?」
「相変わらず冷たい…」
小学校からの友達
葵がうるさい位の声で
私、桜の事を呼ぶ。
冬休みに入る日
家が近い葵と一緒に帰っていた。
「今度ね?祐樹クンと遊びに行く事になったんだ!」
「祐樹…?葵の大好きなあの人ね‐」
「そでね?その時の服を一緒に選んで欲しいんだよ」
「いいよ。」
「ぢゃあ明後日駅前に01時待ち合わせでっ」
「わかった。遅刻しないでね?」
遅刻癖のある葵に正直こりごりしてた。
「大丈夫だよ!!またね‐」
葵と買い物の約束をしてバイバイした。